色は好きですか?
「色を見ているだけでウキウキしてくる♪」
という人もいれば
「色は正解がないから苦手…。」
と仰る人もいます。
私たち日本人の多くは、色を知識として学ぶ機会がなく、
個人の経験の中で、色への理解を深めているため
色を客観的に捉える視点や、習慣を持ち合せてないのです。
私も、多くの日本人のように、色を個人の経験の中で楽しんできました。
あるとき、仕事で「色の大切さ」「色のカラクリ」に気づいて、
色を知識として学んだ結果、気付いたことがあります。
それは・・・
色を知ると、見える世界が変わる!
個人としてはなにより、暮らしが豊かになります!
ファッションはもちろんのこと、美しい彩りを考えながらお料理の盛り付けを考えるようになったり、
季節に合わせたインテリアを楽しんだり…。
色を知ることで、心地のよい暮らしを自分で作っていくことができます。
また色は、文化や歴史とも繋がっています。
人としての教養を育む糧ともなってくれるのが色です。
またビジネスの場では、色を知ると色を客観的に捉えることができ、色の背景にあるものが見えてきます。
企業のコーポレートカラーは、企業のイメージや理念を発信し、イメージを守っています。
商品のパッケージは、その商品の味や、こんな人に使って欲しい…などのメッセージを伝えてきます。
デザイン専門雑誌が、定期的に「色」を特集テーマに取り上げていたり、
色彩心理や配色に関する書籍の出版が後を絶たないのも、いかに色を知りたいデザイナーが多く、
また、色がマーケティングやデザインに必要とされているのかを証明してるともいえるでしょう。
色を知ること。
それは、視野を広げ、発信力を高め、理解力を深めることだと感じています。
「色のチカラ」は、私を魅了して、仕事になってしまったほど!
ひとりでも多くの人や企業に色のチカラを楽しみ親しんでほしいなと思います。